森町「あおぞら」にて事業所間交流を行いました
去る7月某日、森町事業所『あおぞら』にお邪魔してまいりました。
私たちは姉妹事業所ではありますが、地域の特色に寄り添ったニーズや
利用児さんの頑張りたいことが違うため 全く同じ療育をすすめているわけではありません。
そこで、後輩にあたる当事業所の職員が
先輩事業所である『あおぞら』をじっくり見学し
今後の療育のテコ入れや参考にしていこう、という目的で行われました!
では早速 お邪魔します!
ドアを開けた途端目に飛び込んできたのは 夏の制作物(^○^)
玄関先でこんな出迎えされたら、落ち込んでいても元気になれそう!
明るくて元気なパワーが伝わってきます、全力歓迎ありがとう(*^^*)
壁一面に 子ども達の制作物や手作りカレンダー!!
とってもカラフルでエネルギッシュ!!
お邪魔した日は、ちょうど『お誕生日会』でした(*^^*)
おやつはアイスやクリームにバナナなど盛りだくさんな
職員手作りの特別なパフェ!
みんなおいしそうにペロリとたいらげてくれて・・・
これは作り甲斐がありますね~♪
そして驚愕したのがこちら
楽しい自由遊びを終えて、手慣れた様子で準備し始めたのは
なんとお掃除でした
だあれもイヤな顔せず、むしろイキイキしているようにすら見えます
きっと『めんどくさいもの』として受け止めていないんだなぁ。
どんな支援や関わり方をしていけば
こういう前向きな姿勢になるんだろう、と疑問が募るばかりです
こんなところも丁寧に ひたむきに一生懸命。
一通り担当の場所を終えると ある『儀式』です
職員が「掃除してくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝え
『サイコぉ!!!!!』と唱和して締めていました
おなかの底から声をだすと、とっても気持ちいいですよね
1日の中でこういう瞬間があるのって 貴重なのかもしれません
ところでこちらのさいこうポーズ?は
SNSでどなたかがやっていたのをきっかけに流行ったそうで
その掛け声だそうです(^○^)笑
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森町の『あおぞら』
その名前に劣らない、カラッと晴れた日のような子ども達と職員が待つ
すばらしい事業所でした!
印象的だったのは職員も子どもも
『ごめんね』より『ありがとう』の回数が多かったこと
来てくれてありがとう
掃除してくれてありがとう
話を聞いてくれてありがとう
気づいてくれてありがとう
トップオブ言われて気持ちがいい言葉、
全人類もっと積極的に使うべきだと思いました
お掃除もそうですが、遊びや友達・大人との関わり方ひとつ見ても
みんな自分たちの居場所として、『あおぞら』をとても大切にしているんだなぁ
様々な課題や改善点、できること・できないことが浮き彫りになったので
しきさいに持ち帰り、今後の療育に活かしていきたいと思います!
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そして最も印象的だったのは こちら
玄関のほうきがけですね!
手前にいる高学年の子は 掃除がしやすいようにすのこを上げて
さらに目線が床ではなく ほうきを持つ子の顔に向いていると思います
おそらくゴミが取れているか、綺麗になっているかどうかは彼女には関係なく
私は今この子がやろうとしていることをサポートする というスタンスに徹している
そんな気がした1枚です。
1日中彼女を見ていて
今、目の前の子に必要な支援とはなんだろう?何をするのが最善だろう?と
大人が考えても一朝一夕にはできない多くのことを、肌や空気で感じ取り
決して押し付けず、頑張らず、息をしたり歯を磨くかのように無意識にたたずむ
その姿を見ているだけで学びが多く、目が離せませんでした。
寄り添うってこういうことだよなぁ・・・と思いつつも
これはある種、天賦の才というか超能力の領域です( ˘ω˘ )
素晴らしい人材に出会えたことに感謝して 自分にできることを
精一杯!!頑張るぞ!!と
決意をあらたに 函館へ帰還したのでした(*^^*)
とってもいい時間を過ごさせていただきました!!
森町『あおぞら』のみなさん ありがとうございました!!